ほとんどの子ども達は、長い人生からみれば、タイにいるのは一時的です。しかし、この時期に外国で暮らすことは、人生の大きな糧となり、大きな指針となります。タイを理解すること――それは国際理解に通じ、日本文化を見直すことにもなります。また、それらの見聞は、「日本人とは」、「国際人とは」を考える素材となり、自分を見つめること、自分の在り方を探ることにもつながります。
小学部6年生はチエンマイに行き、ドイステープ寺院、エレファントキャンプのほかに現地校との交流や、農家訪問などがあります。   
中学部2年生は、世界遺産のスコータイ遺跡、少数民族の学校、芸術学校などタイ北部を訪問します。
タイ有数のリゾート地であるフアヒンで2泊3日の臨海学校を行います。水泳授業の成果を発表する遠泳は伝統行事です。フアヒン特有の白い砂を使った「砂の芸術祭」は子ども達の楽しみです。
毎年中学部が1学期に、小学部は2学期に近隣のタイの学校と交流します。たどたどしいタイ語や英語に、身振り手振りをまじえて、自分の思いを伝えます。子ども達は、ものの考え方の同じところや違うところに気付き、心を大きく成長させます。
校外学習は、全学年で行ないます。小学部1・2年生は生活科の一環として、小学部3年生から中学部は社会科や「総合的な学習の時間」の一環として、タイの伝統文化に触れる学習や、保護者の働く日系企業や政府開発援助などで作られた公共施設を訪問します。
国際理解講演会は、中学部1年生を中心に、タイの第一線で活躍されている日本人の話を聞きます。
これらの学習を通じて、国際人とは何か、国際理解とは何かを考えるとともに、自分自身の在り方、生き方を探り、日本人としてのアイデンティティを培っていきます。