英会話の授業においては、NET(Native English Teacher)を中心に、小学部1年生~4年生まではTT(Team Teaching)方式で指導し、小学部5年~中学部3年生までは、習熟度別学習を実施しています。児童生徒の能力を更に高められるように授業内容を工夫しています。
本校では、小学1年生から音楽専科教員を配置するほか、理科・図画工作科等でも高学年から専科教員を配置しています。
また、TT(Team Teaching)や少人数指導を効果的に導入して、きめ細かな指導の充実を図っています。
国語科、算数科以外の教科(シラチャ校は社会科も除く)では、教科担任制を導入して、より専門的な学習指導を展開しています。中学校での学習へ円滑に接続できるようにし、小中一貫して学力向上ができるようにしています。
朝学習の時間を使った漢字やことばのきまり、言語事項の復習や作文等表現力の指導や、「朝読書」を設定し、本に親しみ、すすんで読書に取り組む態度を養っています。図書館や学級文庫には多くの蔵書があり、子供たちはいろいろなジャンルの読書を集中して行っています。
常夏の気候を生かし、1年を通して水泳授業を実施しています。担当する教員と水泳コーチが一緒に指導することで、本校の子供たちに高い泳力を養うことを目指しています。その泳力を試す場として、小学部5年生では、臨海学校で遠泳を行います。
また、体力づくりの一環としてスポーツ大会を開催するなど、工夫を凝らした取組を行っています。
小学部1、2年生の生活科の授業、また3年生以上の総合的な学習の時間や社会科の学習においては、タイ国の歴史や自然・文化、タイ進出の日本企業等の良さを最大限に生かせるような学習を展開しています。それぞれが設定した課題を、生の情報にふれながら追究することができるので、より深い問題解決学習ができます。
また、現地心身障害乳幼児施設等へのボランティア活動に全校あげて取り組んでおり、タイ国理解にもつながっています。